独学で取得

受験資格

保育士試験を受けるのに、年齢制限はありません。
下記のいずれかに当てはまる方なら誰でも年2回ある保育士試験を受験することができます。
・平成3年3月31日以前に高等学校を卒業している
・高等学校の保育課を平成8年3月31日以前に卒業している
・4年制大学、短大を卒業している
・学校教育法に基づいた専修学校かつ、2年以上の専門課程を卒業している
上記以外にも児童福祉施設での勤務経験の年数に応じて受験資格を得ることができます。

費用面について

受験料は12,950円となり、学校を卒業して資格を取得するよりも、当然のことながら安く資格を取得することができます。
試験日についても年2回、前期(4月)と後期(10月)に開催されます。
費用面から見ても、独学できちんと勉強のスケジュールが立てられたり、日々の隙間時間を上手に活用することができる方は独学での取得が保育士への近道だと言えます。

試験範囲と合格基準

保育士試験の科目は筆記9科目、実技3分野(うち2分野を選択性)で行われます。
筆記の科目・問題数としては
・保育原理 20問
・教育原理 10問(*)
・社会的養護 10問(*)
・児童家庭福祉 20問
・社会福祉 20問
・保育の心理学 20問
・子どもの保健 20問
・子どもの食と栄養 20問
・保育実習理論 20問
(*)教育原理及び社会的養護については2科目で1教科となります。
と、合計160問の出題があります。
各科目6割以上の点数で合格となります。
(*)教育原理及び社会的養護についてはそれぞれ30点以上が合格ラインです。

保育士登録をする

保育士試験に合格したら、保育士登録を行わなくては、保育士として働くことができません。
保育士登録申請手続きを行うには「保育士登録の手引き」が必要となります。 申請の受付から保育士証交付までの期間はおおよそ2か月程度かかるので、保育士として働く前に早めに申請をすることが重要となります。
登録手続きに必要なものは
・「保育士登録の手引き」の取り寄せ用の送信・返信用の封筒、切手
・申請書類提出用の封筒、切手
・手数料 4,200円
・保育士となる資格を証明する書類の原本
・戸籍抄本
事前に他のサイトなどで確認して、不備の内容に書類を集めておくことでスムーズに申請作業を行うことができます。