保育士の資格

女の子のあこがれの職業♪

女の子のあこがれの職業と言えば・・・で上位に挙がってくる「保育園の先生」「幼稚園の先生」。 それぞれ資格が違うという事はご存知でしょうか?
幼稚園の先生に必要な資格→幼稚園教諭免許(3種類ありますが、ここでは割愛させていただききます)
保育園の先生に必要な資格→保育士免許
どちらも国家資格ではありますが、幼稚園教諭が学校を卒業しないといけないのに対し、保育士は試験に合格すれば取得することが出来ます。
幼稚園教諭と保育士ではそれぞれ管轄が文部科学省と厚生労働省とそれぞれ異なります。
近年では、保育士資格を持っている人は幼稚園教諭免許を、幼稚園教諭免許を持っている人は保育士資格を取得しやすくする特例も出ているので、両方の資格を持った”先生”(厳密に言えば保育士は先生ではないですが、ここでは先生とさせていただきます)が増えてきています。
専門学校や短大などでも両方の資格が取れるカリキュラムが組まれていることが増えているので、就職先の間口も広くなっています。

学校を卒業して保育士になる

厚生労働省の指定する養成学校(大学・短大・専門学校など)を卒業することで、保育士の資格を取得することが出来ます。
もちろん、ただ通うだけではなく必要な単位や実習などはあるので、必要な単位を落とさないように、真剣に通う必要がありますよ。
通信制大学でも保育士資格取得ができる認定を受けている学校もあります。 自分のスタイルに合った学校で保育士を目指すことができます。
また、学校に通う場合は最短で2年で必ず資格が取得できる代わりに、保育に必要な知識や技術を詰め込むため、とても忙しいです。

試験を受けて保育士になる

保育士は養成学校へ通わなくても、受験資格を有していれば、試験を受けて資格を取得することが可能です。
短時間で資格を取得したい人や、出来るだけお金を掛けたくない人に向いています。
年に2度のチャンスがありますが、保育士試験の合格率は10~20%と、とても狭き門となっています。
一次試験である筆記試験に合格すると二次試験の実技試験が受験できます。 筆記試験には8科目あり、それぞれ30点以上が合格、全科目に合格が出来なくても、合格した科目は3年間受験が免除されます。
実は、合格率10~20%というのは一次試験の筆記のことで、二次試験の実技に関しては90%近い合格率があります。
実技試験は・音楽表現 ・造形表現 ・言語表現 の3分野のうち2分野を自分で選択して受験することになっています。 従って、自分の得意分野を選択できるので、合格率が高くなっています。
独学や通信講座で勉強もできるので、主婦から保育士を目指す方も増えています。