学校で取得

専門学校

専門学校の中には「指定校」と「併修校」があります。
指定校とは保育士に加えて幼稚園教諭も卒業までに取得できる課程のことです。
併修校で幼稚園教諭の資格を取ろうとする場合は、追加で授業を自主的に取る必要があります。
保育士に特化したカリキュラムを組んでいるため、学費は高めではありますが、短期で卒業・資格取得が目指せます。 高校卒業後、最短で保育士を目指すなら、専門学校は良いのではないでしょうか?

通信制大学

通信制大学の一番のメリットはやはり、通学期間が少ないことです。
自宅での在宅学習という形で勉強を進めることができるため、働きながら保育士を目指したり、子育てをしながら保育士を目指したい方には最適です。 学費の安さも、他の養成学校と比べても抑えられます。
通学が一切ナシという訳ではないので、ピアノなどの実技の授業は対面授業となり学校で受けるのが一般的です。 もちろん実習も数回あるので、通学が一切ないわけではありません。
自分の予定や都合で毎日学校へ通えない方が保育士を目指すにはおすすめです。

短期大学

専門学校同様、2年または3年で卒業、資格取得が可能です。
短大のメリットとしては、4年制大学よりも学費が少なく済みます。 また、保育士の資格取得が可能な短大は全国的に見ても多く、専門学校や4年制大学よりも入りやすいと言う利点があります。
当然のことながら、在学期間が短いので集中して知識や実技を学ぶため、現場に出ても即戦力となることが多いです。 早くから社会に出ることで、早い段階からキャリアアップすることが出来ます。
専門学校以外で最短で保育士を目指すなら短大です。

4年制大学

4年制大学は、単純に考えても短大より倍程度学校へ通うため、学費も倍程度かかってしまいます。
しかし、大学の履修単位を生かして、他の資格を取得できるというメリットもあります。
また、就職先によっては短大・専門卒よりも給与待遇面で有利となることもあります。 4年制大学では、様々な学部から保育士を目指せるので、保育士を目指しつつ、自分の興味のある分野についても妥協することなく学ぶことが出来ます。
例えば、4年制大学であれば小学校教諭一種の資格も取得可能なので、他の教育現場でも活躍することができます。
保育士以外の「先生」と悩んでいる場合は4年制大学に通ってそれぞれのメリット・デメリットを学びつつ、進路を選びたい方にはおススメだと言えます。